全日本スキー連盟は11日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表選手のうち11人を発表し、ジャンプの男子は冬季五輪史上単独最多8度目の出場となる45歳の葛西紀明(土屋ホーム)ら5人、女子は金メダルの期待がかかる高梨沙羅(クラレ)や伊藤有希(土屋ホーム)ら4人が選ばれた。スキーの全代表は1月下旬に出そろう。

 代表選手のコメントは次のとおり。

 葛西紀明の話 まさか8回も選ばれるとは思ってもいなかった。ここまできたら、切りよく10回の五輪を目指していきたい。まずは平昌でメダル獲得を目指し、悔いの残らない五輪にしたい。

 高梨沙羅の話 とてもうれしく思う。ソチ五輪が終わってから4年間、悔しい思いをばねに練習に励んできた。目標は金メダルを取ること。そこに向けてここまで練習してきた。

 伊藤有希の話 より気を引き締めたい。小さい頃から、ずっとずっと世界一になりたくて競技を続けてきた。チャンスが巡ってきた時に、ものにできる準備をして臨みたい。

 岩渕香里の話 ソチが終わった時点から平昌を目指してやってきた。初めての五輪になる。できることを精いっぱいやっていきたい。目標は一番高いところ。

 勢藤優花の話 4年前は五輪に出られるなんて思っていなかった。とてもうれしい。あまり考えすぎず楽しく飛べたら。リラックスしていいジャンプをしたい。

 竹内択の話 出ることが目標ではなく、個人のメダルを目標にやっている。そこは曲げないでやっていきたい。助走姿勢が合えば、一気にいくような気がする。