プロサーファーの五十嵐カノア(20)が今季から日本サーフィン連盟の強化指定選手となることが15日、確実になった。

 日本人の両親のもと米国で生まれ育った五十嵐は日米両国籍を持つが、東京オリンピック(五輪)には日本代表での出場を熱望。日本連盟登録のための国際サーフィン連盟(ISA)などの規約に沿った手続きが完了し、16日の日本連盟理事会で強化指定を受ける準備が整った。世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)は3年目となる今季は「米国選手」ではなく「日本選手」として出場する見込み。今年9月に愛知・田原市で行われる世界選手権にも「日本代表」として出場する道が開ける。