1回目を終えて29歳の大越龍之介(東急リゾートサービス)は1分1秒02の49位で、上位30人による2回目に進めなかった。

 大越は第7戦で19位に入り、全日本スキー連盟の平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)派遣推薦基準(W杯20位以内2度など)突破に望みを残していた。これが選考対象最後のレースで、同五輪出場の可能性が消えた。

 ヘンリク・クリストフェシェン(ノルウェー)が55秒87で首位に立ち、大回転で五輪代表候補の石井智也(ゴールドウイン)は途中棄権。五輪代表で、左膝痛を抱える湯浅直樹(スポーツアルペンク)は欠場した。