昨年の世界選手権200メートル個人メドレー銀メダルの大橋悠依(22=東洋大)が400メートル個人メドレーに出場し、4分39秒44をマークし優勝した。

 4分33秒台を目標にしていた大橋は、2018年初の長水路(50メートルプール)でのレースに「飛び込んで1かき目で、これはちょっと重いな、と思った」とため息をついた。「勝つためのレースになってしまった」と苦笑いだった。この日出場した200メートル背泳ぎでは優勝した赤瀬紗也香(23=ANAAS)に0・04秒差の2分10秒66で2位だった。

 個人メドレー以外の種目にも力を入れ、東京五輪では、自由形リレーでの代表入りも目指している。大橋は「バランスよく練習している。4種目きっちり泳ぎたい」と言った。28日には100メートル自由形と200メートル個人メドレーに出場する。