レスリング女子で戦列を離れている五輪3連覇の吉田沙保里(35=至学館大職)が23日、東京都内で開かれた20年東京オリンピックをテーマに掲げたパネル討論に出席し、自らの東京オリンピック挑戦に「(同年10月5日で)38(歳)の年になるので迷っているところ」と心境を語った。

 可能性を問われ「高くはないかもしれない」と5度目の五輪出場に慎重な姿勢を崩さなかった。吉田は銀メダルだった16年リオデジャネイロ・オリンピック後に休養に入り、女子の日本代表コーチも務めている。