アメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦で日大選手による悪質プレーがあった問題で、関学大は24日、前日23日に日大の内田正人前監督(62)と井上奨DLコーチが記者会見を行ったことについてコメントを発表した。

 「報道各社から5月23日の日本大学の記者会見に対してコメントを求められておりますが、現時点でコメントする内容はありません。日本大学からの文書による回答が本日24日までに届く予定ですので、その内容も確認したうえで、26日の説明会で対応させていただきます」

 22日には関学大2年生QBを定期戦(6日、都内)で負傷させた宮川泰介選手(20)が記者会見を開き、悪質プレーを行った背景に内田前監督や井上コーチからの言葉があったことを告白。それを受け23日夜、内田前監督と井上コーチが「指示はしていない」とケガをさせるような指示を否定し、両者の主張は平行線をたどっている。