女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(17=スターツ)が、世界ランキング8位の鄭怡静(台湾)を4-2で下し、4強に進出した。

 2ゲームを先取した後、サーブが決まらず2-2と振り出しに戻ったが、第5ゲームでギアを上げると強烈なフォアハンドで流れを引き寄せ7連続得点を挙げるなど勢いを取り戻し、そのまま相手を突き放した。「前半は良かったが、3ゲーム目からサーブが入らなくなった。後半は強いボールを出したりそこは工夫した」と満足げに振り返った。

 打倒、中国に向け、中国人選手以外との対戦で秘策を得た。この日の初戦だった2回戦で韓国人に4-0であっさり勝利すると、準々決勝も焦ることなく自分のリズムを崩さずものにした。

 「最近は中国選手以外には負けてない。2-2になったらいつもならなっちゃったと焦るけど、今回は大丈夫、大丈夫となれた。中国人選手以外が相手のときは冷静にやれている」と話す。惜敗が続く対中国戦に関して「同じように冷静にやれれば。そういう意味では今日はすごくいい経験になった」とヒントをつかんでいた。