日本ボクシング連盟(日連)が20日午前、公式サイトを更新し、日本ボクシングを再興する会の告発により、会長を辞任した山根明氏(78)が絡む不正判定などの疑惑が浮上したことを受けて第三者委員会を設置し、同日、日本オリンピック委員会及び日本スポーツ協会に届けを提出したと発表した。

 森正耕太郎会長代行、吉森照夫専務理事の名で発表されたリリースには、第三者委員会の4人の委員についても明記された。元日弁連会長の梶谷剛氏、第一東京弁護士会常議員会副議長の板橋喜彦氏、第一東京弁護士会弁護士業務適正化委員会の若林直子氏、そして元警視庁の刑事で知能犯捜査歴28年のキャリアを持つ、狭山市民生委員で同市同和対策審議会委員の大場良明氏の4氏が名を連ねた。

 大場氏は警視庁元捜査2課刑事として、振込め詐欺などの特殊詐欺などについてテレビでコメンテーターなども多数、務めている。