新潟アルビレックスBBは今季初の連敗を喫した。千葉ジェッツに87-94。第4クオーター(Q)、開始16秒にPG柏木真介(36)の3点シュートで66-70と4点差にするが、その後は次第に離された。90-98で敗れた前日20日の1戦目と同じように、序盤にリードされ、逃げ切られた。

「自分たちがリードする場面を作れず、ペースアップしてしまった。追いつきたくて急いだ面があった」。庄司和広監督(44)が言うように、追い上げ切れずに千葉に2つ目の白星を献上した。

第1Qで22-30と8点差をつけられた。結果的にそのビハインドの中での試合になった。1戦目も第1Qは19-25。2日とも先行する千葉を捕らえられなかった。PF鵜沢潤主将(36)は「勝負どころでの精度が低い。逆に相手はそこでしっかりしている」。ターンオーバー14個とミスで流れをつぶしたことも影響した。

収穫は柏木が調子を上げてきたこと。3点シュートは放った4本すべて成功し、チーム日本人最多の17得点をマーク。「発展途上のチームなので、負けたけど収穫も多かった。良いところも多かった」。今季名古屋Dから移籍の元日本代表は、接戦を前向きに捉え、次節への材料にした。