奈良文化(奈良)が72-60で土浦日大(茨城)に逆転勝ちした。

奈良は第1Q16-13とリードするも、第2Qに土浦の逆転を許した。しかし、後半は奈良のペース。第3Qに長尾優希(3年)がバスケットカウントを成功させるなどして、流れを引き寄せた。

川崎弘策コーチは「出だしが硬すぎ。大会前に4人がケガをし、3人が直前に戻ったこともあって、相手の様子をうかがいすぎた」と反省した。それでも、長尾については「後半、持ち味を出せた」と評価。そして、精華女(福岡)との2回戦に向けて「思い切ってできないと勝負にならない。奈良文化らしい粘りのバスケ、関西のコテコテのバスケができたらいい」と気を引き締めた。

土浦は常連校の男子が県予選決勝で取手二に敗れ、アベック出場を逃した。明秀学園日立を同決勝で76-72で下して本大会出場を決めた女子だったが、初戦で姿を消した。