開催地枠で6年連続13回目出場の八王子学園八王子(東京)が、89-71で東海大札幌(北海道)に勝利した。

八王子は立ち上がりに、身長2メートル、体重106キロの巨漢セネガル人留学生、センターのババカルアイダラ・ジャロ(3年)がリング下を支配。SG木村圭吾(3年)が3点シュートも織り交ぜ、ゴールを量産した。

ジャロが12リバウンドを取った第1Qは、八王子が24-8のトリプルスコアで終えた。その後は一進一退の攻防。最後は八王子がリードを守り、18点差をつけて勝利を飾った。

石川淳一コーチは第1Qのジャロのリバウンドについて「あれだけ取ってくれたら木村が楽」と最大限に評価。一方、第2Q以降の試合運びについては「リズムが取れず、木村がイライラし、対角の(SG)鴇田(風真、3年)が単調になってしまった」と反省した。そして「課題は木村、鴇田の修正だけ」と2回戦以降に向けて気を引き締めた。