男子プロバスケットボールBリーグA東京に所属する日本代表の馬場雄大(23)が19日、故郷富山で行われたBリーグオールスター戦前に母校を訪問し、後輩を指導した。

奥田中のバスケットボール部員とミニゲーム。中学生からのパスを空中でキャッチしてダンクシュートする「アリウープ」も豪快に決め、集まった生徒たちをわかせた。

後輩たちに「今は大変な練習もあると思いますが、夢を持ってバスケを頑張ってください」とあいさつした。青春時代を過ごした体育館に「365日ずっとここにいましたね。僕の原点ですし、毎日の積み重ねが良い方向に連れて行ってくれました」と笑顔。恩師の坂本穣治コーチとも握手し「富山から日本へ、日本から世界へ。日本のために頑張りたい」と日本代表として、19年W杯出場権獲得に向けての決意もあらたにした。【戸田月菜】

 

◆馬場雄大(ばば・ゆうだい)1995年(平7)11月7日、富山市生まれ。小学1年でバスケットボールを始め奥田中-富山第一高から筑波大。同大4年の17年にA東京入りし新人王。奥田中の後輩には米ゴンザガ大の八村塁がいる。家族は元日本代表の父敏春さん、母由香利さん、姉あかりさん。198センチ、90キロ。