待望の白星をつかんだ。東地区最下位のレバンガ北海道は、西地区最下位の滋賀レイクスターズに89-72で勝ち、連敗を7で止めた。19年の初勝利。内海知秀監督(60)は「年が明けてから勝利することができず、チームの状態も上がってくるのが遅かった。今日はディフェンスもよく頑張ってくれましたし、チームのリズムを取り戻すことができたのかなと感じるゲームでした」と、息をついた。

存在感を示したのはベテラン折茂武彦(48)だった。第1クオーター(Q)は5点を追いかける劣勢だったが、第2Q開始直後にジャンプショットを決め、風向きを変えた。同Qだけで7得点。「自分の役割は得点を取ること」と、後半に入っても得点を積み上げ、3Pは5本放って4本が成功。トラソリーニに次ぐチーム2位の19得点で勝利に貢献した。「今日は非常にいいタイミングでパスを供給してもらえましたし、ノーマークでボールを受けられることが多かったので、うまく決めることができたのかな」と、チームメートに感謝した。

今日3日も滋賀と対戦(ウカルちゃんアリーナ)。低迷している相手だけに、連勝して上昇気流に乗りたいところ。内海監督は「自分たちの目指すバスケットができるように頑張っていきたい」と力を込めた。