秋田ノーザンハピネッツ(東地区)がまさかの急失速で4連敗を喫した。第3クオーター(Q)を終えてサンロッカーズ渋谷に7点リード。ところが最後の第4Qに入って攻撃陣が空回り。3点シュート4本、2点シュート13本の計17本を放って、決まったのはカディーム・コールビー(29)の2点シュート1本のみ。野投成功率は6%という低調ぶりが大きく響いた。このQは5点しか奪えず、5分すぎにはあっさり逆転を許した。

オフェンスの弱さを露呈した。ジャスティン・キーナン(30)が4本の3点シュートをねじ込むなど24点を奪ったが、2ケタ得点を記録したのは1人だけだった。ここまで1試合平均得点71・1点は18チーム中で16位。2点シュート成功率41・6%はワースト2位タイ、3点シュート成功率28・9%はワーストと、精度の低さが暗い影を落とす。

リーグ戦も残り22試合で終盤へ。勝率上位4強のうち千葉、栃木、A東京とは各4試合を残しており、B1残留へ正念場の戦いで生き残りをかける。