男子テニスの国別対抗戦デビス杯は、11月18日にマドリードで開幕する本戦の組み合わせ抽選が14日(日本時間15日)に行われ、世界17位の日本は、同1位のフランス、同8位のセルビアと同組に入る厳しい組み合わせとなった。

日本は、1、2日に行われた本戦進出決定戦で中国を3-2の接戦で破り、本戦進出を決めていた。これまで、日本はフランスに0勝4敗。セルビアとは対戦がない。

デビス杯は、今年から大きく大会方式が変更された。昨年までは、最上位が世界グループ16カ国での勝ち上がりトーナメント方式だった。今年からは本戦進出決定戦を勝ち上がった12カ国に、前年のベスト4、推薦2カ国を合わせた18カ国が、3カ国ずつ6組に分かれ、まずリーグ戦を行う。各組最上位6カ国と、2位の上位2カ国の計8カ国が決勝トーナメントに進み、優勝を決める。リーグ戦の下位2カ国は、翌年、地域グループで戦う。5位から16位までは翌年の本戦出場決定戦に回る。

試合は、シングルス2試合、ダブルス1試合の3試合で2戦先勝方式。3セット試合で、すべてのセットがタイブレークで行われる。