砂間敬太(23=イトマン東進)が1分56秒06の好タイムで入江陵介に次ぐ2位に入り、世界選手権出場を手にした。

前半から積極的に飛ばし、最初の50メートルを27秒15。入江に0秒37リードすると、100メートルもトップ。さらに150メートルの折り返しで入江に0秒49とリードを広げた。

優勝は目前にあったが、猛追してきた入江の前に残り20メートルで逆転された。結局、優勝した入江に0秒27及ばなかった。

「勝ったのかなあと思っていたが、タッチしたら負けていた。残り50メートルもっと頑張らなきゃいけない」

それでも来年の東京五輪に向け、光明が差し込んだ。「悔しいけど初めての世界選手権出場を誇りに思う。練習してきた速いストロークが実現できた。やっと(入江の)背中が見えてきた」と話した。