18年平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)男子銀メダルの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が、前人未到「5回転ジャンプ」習得へ意欲を示した。この日のフリーでは、決めれば世界初となったトリプルアクセル(3回転半)-4回転トーループで転倒。189・46点の3位となった。

◆フィギュアのジャンプ 全部で6種類ある。前向きに跳ぶ「アクセル」を除いて最も基礎点が高いのが「ルッツ」、続いて「フリップ」「ループ」「サルコー」「トーループ」の順で、一般的に難易度もこの順とされる。クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は成功者がいない。宇野は、ルッツとアクセル以外の4回転ジャンプを跳ぶことができる。