レバンガ北海道はアルバルク東京に74-81で敗れ、今季最終戦を白星で飾れなかった。リーグ記録を更新する22連敗、同初の通算50敗と不名誉な記録を残した。内海知秀監督(60)は「今シーズンの結果は自分たちの望むものではなかった。勝たせられなかったのは監督の責任」と悔しさをにじませた。

折茂武彦(48)ら4選手が2桁得点を記録し、シュート成功率も相手を上回る48・1%と好調。今季低迷の原因の1つはクリアしたが、もう一方の課題が勝敗を分けた。積極的な攻撃の裏返しでターンオーバー(TO)が23と続発(A東京は6)。特に点差を広げられた第2クオーターは9TO。ミスから失点し勝機を失った。

26日からは今季2戦2敗の横浜と敵地でB1残留をかけた2戦先勝方式のプレーオフ(PO)に臨む。横浜に敗れた場合、B2POの結果次第で即降格が決まる。折茂は「大一番が残っている。絶対にB1に残るという強い気持ちを出して、しっかりと準備をして戦いたい」と正念場の戦いに目を向けた。