B1アルビレックス新潟BBは今季、庄司和広監督(45)の下、中地区初優勝、チャンピオンシップ(CS)初進出を果たした。

庄司監督の一問一答は以下の通り。

-常に「1戦必勝」を前面に出していた

庄司監督 昨季は負けた試合の反省から入っていたが、今季は次へ次へと準備をしていきました。振り返りはスタッフが分かっていればいい。選手には目の前の試合をどう戦うかを意識させました。

-PG五十嵐圭、PG柏木真介らベテランがけん引した

庄司 うちのベテランはしっかりとコートで表現できる。自分の言葉の裏付けをコートで見せられる。

-若手の成長には

庄司 森井(健太)ら大卒ルーキー3人とプロ2年目の渡辺(竜之佑)には、要求するレベルも高くなりましたが、頑張ったと思います。もちろん、まだまだ伸びしろはあります。

-開幕当初、SG今村佳太の不祥事での出場停止など難しい入りだった

庄司 今村の件は多くの皆さまにご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。彼は毎日の体育館清掃など心を入れ替え、見えないところで頑張っていた。環境面や私自身にも隙があったのだと思います。今村にはこれを今後、いい方向に生かしてほしいです。

-印象のある試合をあげるとすれば

庄司 どれかは難しいですね。負けたけど、CSのA東京との2戦目。お客さんがチームカラーのオレンジのTシャツを着て会場を染めてくれて。試合前からこれはすごい、と。僕にとってはあの風景がいちばん記憶に残っています。

-今後、必要なことは

庄司 一過性の成績ではだめ。継続が大切です。来季、CSに出られるとは限らない。強いチーム、応援されるチームであるためにどうすればいいか。チームもフロントも突き詰めていかなければならない。(おわり)