男子フルーレと女子サーブルの個人戦が行われ、男子で17年世界選手権銅の敷根崇裕(22=法大)が初優勝した。

同種目でのアジア選手権優勝は、15年の太田雄貴以来4年ぶり。

試合序盤はポイントを着実に重ねて先行するも、中盤になると連続失点で逆転を許した。それでも気持ちを切らすことなく、再逆転で制して「頑張りました。そんな感じです」と安堵(あんど)の気持ちを吐露。「最初に自分が連続で決めた技を途中で返された。それでも自分の技を信じてやれたのがよかった。気持ちをしっかりコントロールできたのが良かったかなと思います」と達成感をにじませた。