16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(24=ブリヂストン)が、8月のW杯東京大会(東京辰巳国際水泳場)で200メートルの個人メドレーと自由形にエントリーしたことが10日、分かった。

萩野はモチベーションの低下により3月から休養に入っていたが、6月6日に復帰を宣言。8月の同大会か9月の茨城国体での復帰を視野にいれていたが、同大会で6カ月ぶりの復帰レースに向かう形だ。

最初のレースは大会第2日の8月2日に200メートル個人メドレー予選になる。同種目は16年リオ五輪、17年世界選手権でともに銀メダルを獲得している種目だ。200メートル自由形は大会最終日の同3日。リオ五輪で金メダルを獲得した400メートル個人メドレーは持久力を養う時間が必要なために、エントリーしなかった。復帰レースまで残り1カ月弱。今後は練習の状況とコンディションをしっかりと見極めた上で同大会を目指していく。