NBAウィザーズの八村塁(21)がチームメートの前で再び歌声を披露した。

チームは5日(日本時間6日)、翌日の敵地ペーサーズ戦に向けての移動を前に、ワシントン市内で練習。攻撃や守備の連係の確認を終えたあとにチームメートが輪を作ると、この日33歳の誕生日を迎えた同僚マヒンミのために、八村が「お誕生日~おめでとう~」と、日本語の歌詞でバースデーソングを熱唱。最後まで歌い終え、仲間から拍手を浴びながらマヒンミとハグを交わした。

さらに八村に続いて、ドイツ出身のワグナーとボンガはドイツ語でバースデーソングを合唱した。

先月25日にオクラホマシティーで練習したときにも、八村は同じ新人のマシューズを日本語バージョンのバースデーソングで祝福していた。その際にブルックス監督は「チームはこうして兄弟愛や家族性を深めていくんだ」とうなずいていたが、この日も八村らの歌声に大きな拍手を送っていた。(ワシントン=奥岡幹浩)