ウィザーズの八村塁(21)が本拠地でのクリッパーズ戦でデビューから22戦連続先発出場。37分24秒プレーし、6試合連続で2桁の17得点、7リバウンド、4アシストを記録した。カワイ・レナードを擁する優勝候補相手にチームは一時リードを奪ったが、終盤に地力の差を見せつけられ、「僕らも粘れるところまで粘れたが、最後にやられた」。悔しそうに振り返った。

この日の八村は立ち上がりにシュート精度を欠き、第1クオーター(Q)でフィールドゴールに4連続失敗。それでも残り約6分に両手で豪快なダンクシュートを決め、フリースローも2本沈めた。第2Qでは無得点に終わるも、リバウンドやアシストで貢献した。

後半に入ると得点ペースがアップ。第2Q残り約8分ではファウルを受けながらもシュートを決めてバスケットカウント。残り約5分半にはレイアップシュートを成功させて11得点目を挙げた。

4Qでハレルと交錯したさいにコートに倒れ、ひやりとするシーンもあったが、「ゴール下もすごい戦いになっている。強く行かないといけない」。直後のフリースローを入れると、さらにはダンクを含む連続シュートを決めるなど存在感を示した。

八村は1日のアウェーでのクリッパーズ戦では自己最多30得点を記録していた。「こないだの試合で得点を取ったので、相手もアジャストしてきたと感じた」」。シュートブロックを受けるなど厳しくマークされ、フィールドゴールの成功率は低かったものの、フリースローは7本すべて成功させて得点を稼いだ。