1次リーグを3連勝で突破した、男子ダブルス世界ランキング6位の遠藤大由(32)、渡辺勇大(22=日本ユニシス)が同1位のギデオン、スカムルジョ(インドネシア)組に21-11、13-21、21-10で勝利し、2年連続の決勝進出を決めた。

世界1位に対して、これまでの対戦成績も3勝2敗と勝ち越しており、さらに今大会1次リーグでも2-1で破った。「長いラリーに持ち込んで得点できたのが良かった」と前回の対戦同様、早い攻撃を得意とするインドネシアのペアに対し、得意のレシーブからリズムをつかみ、第1ゲームはあっさり奪った。第2ゲーム以降、どんどん攻め込んでくる相手に防戦一方で失ったが、第3ゲームは序盤の激しいラリー戦を制し、一気に流れを引き寄せ勝利した。決勝では日本男子初の優勝をかけて戦う。

男子シングルスの桃田賢斗は台湾の王子惟に2-0で勝利し、4年ぶりの優勝に王手をかけた。女子シングルスの奥原希望、山口茜、混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組はそれぞれストレートで敗れた。