将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が2020年東京オリンピック(五輪)聖火リレーで愛知県内を走るランナーに選ばれた。愛知県が17日、発表した。同県内の聖火リレーは来年4月6、7日に実施される。

この日、藤井は大阪市内で行われた王位戦予選で白星を飾った。運動は好きで、中学時代は陸上50メートル走の自己ベストは6秒8。対局後、「最近、運動をしてないんで自信はないんですが、精いっぱい頑張ります」。ユニホームは支給されるが、シューズは自前となる。“勝負靴”について「とくにないです(笑い)。普段の靴で走ることになると思います」と話した。地元での大役に「いつも応援してくださる地元の皆様に笑顔が届けられるよう、聖火ランナーの一員として自分らしく精いっぱい走りたいと思っております」とコメントした。