鼠径(そけい)部を負傷して欠場しているNBAウィザーズの八村塁(21)が手術を受けていたと、米メディアNBCスポーツ・ワシントンのチェイス・ヒューズ記者が31日(日本時間1日)にツイートした。同日時点でチームからの手術に関する公式発表はない。

ブルックス監督は同日の全体練習後、八村のけがの状態について「依然として患部に痛みを感じている。もう2週間ほど欠場し、再検査を受けるだろう」と述べた。

ブルックス監督によれば、八村はワシントン市内で療養中で、歩行は可能。数日前にシェパードGMと八村の自宅を訪問したそうで、「彼の精神状態は良好だった。NBAで15年間プレーするとしたら、ルーキーイヤーに1カ月ほど離脱することは大したことじゃないと伝えた」と話した。

八村は先月16日のピストンズ戦でリバウンドを取ろうとした際、同僚選手に股間部分を蹴られて途中交代。その後は7試合連続でベンチから外れており、練習にも参加できていない状況が続いている。(ワシントン=奥岡幹浩)