B1新潟アルビレックスBBは22日の第18節で富山グラウジーズに61-74で敗れ、連勝を逃した。富山戦は昨年12月11日のホーム戦に続いて2連敗になった。リーグ戦前半の30試合を終え、9勝21敗で中地区4位。次節の25、26日、ホームのアオーレ長岡で秋田ノーザンハピネッツ(東地区)と対戦する。

苦闘が続く中、15日に入団が発表されていた前大阪のPFエグゼビア・ギブソン(31)が富山戦で初出場した。特別指定選手のSF星野曹樹(22=白鴎大4年)も含め、後半戦は新戦力を融合させての立て直しが期待される。

庄司和広監督(45)はギブソンについて「少ない練習時間でしっかりハードにやってくれた」と評価。18日からの練習合流でコンディション調整もままならない中でのアウェー戦。26分56秒の出場時間で8得点2リバウンド。チームにフィットすれば211センチ、125キロの体格が生きる。負傷離脱のPFラモント・ハミルトン(35)が復帰すれば、PFニック・パーキンズ(23)も加えた外国籍選手3人を使い分ける戦い方が可能になる。

それを効果的にするためにも課題解消が必要。富山戦は第2、3クオーターでターンオーバーが重なり逆転された。PG五十嵐圭(39)は「自分たちのミスからリズムを崩した」。今季の負けパターンで連勝を逃した。新戦力のフィットとミスの減少が後半戦の反転攻勢のカギになる。