ウィザーズのルーキー八村塁(22)は、ケガから復帰後9試合連続で先発し、約27分の出場で17得点、4リバウンドの成績だった。チームは接戦を制して連敗を3で止め、オールスター後初勝利。今季21勝36敗とした。

直前のバックス戦(24日)では守備を中心に奮闘した八村が、この日は立ち上がりに攻撃面で存在感を示した。試合開始からの約1分間で連続3点シュートをマーク。まずは左斜め45度の角度から決めると、続いて左コーナーから見事に狙い澄ました。さらに体を反転させてのフックシュートを沈めるなど、第1クオーター(Q)だけで9得点を挙げた。

第2Qでも勢いは継続。残り約6分半からコートに戻ると積極的にシュートを放ち、ゴール下に切り込んでのレイアップシュートを決めるなど得点を重ねた。前半を終えた時点でチーム最多15得点をマークした。

しかし後半に入ると、八村の得点ペースはがくっと落ちた。第3Qは2得点、第4Qではなかなかボールが回ってこず、無得点に終わった。

試合は終了まで残り10秒を切って、ロビンソンが逆転3点シュートを決めた。