関大は2日、第28回「大島鎌吉スポーツ文化賞」の受賞者を発表した。

フィギュアスケート女子で今月の世界選手権(カナダ・モントリオール)に出場する同大学4年の宮原知子(21)が名を連ねた。同じアイススケート部からはペアで19年世界国別対抗戦に出場した市橋翔哉(22)、同年の国体冬季大会フィギュア成年男子の部を制した中村優(23)が選出された。

同賞は32年ロサンゼルス五輪陸上男子3段跳びで銅メダルを獲得した、OBの大島鎌吉氏(故人)の偉業をしのび、88年に創設された。今回の「広く社会的なスポーツ文化に貢献し、顕著な実績を残した個人」には野球部OBで、プロ野球の阪急で活躍した山口高志氏(69)が選出された。