メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールトゥウインを飾り、通算86勝目を挙げた。
チームメイトのバルテリ・ボッタスは3位に終わり、ハミルトンがチャンピオンシップリーダーに立った。
直前の雨で路面が濡れた状態でのスタート。ハミルトンは好スタートで首位を守り、そこから後続を寄せ付けず独走勝利を飾った。
「信じられないかもしれないけど、トップにたってからもずっとプッシュし続けた。僕らのペースは素晴しかったけど、戦略も素晴しかったし、最後にはソフトタイヤに履き替えてファステストラップも記録し1ポイントも加算できた。今週末はずっと完璧だったし、今後もこういうレースをしていくつもりだよ」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはスタート前にタイヤバリアに接触してマシンを壊す場面があったが、スタートまでにマシンを修復し、スタートで7位から3位に浮上。ドライタイヤに交換するピットストップを遅らせたことで2位に浮上し、マシンのペースに優るボッタスからのプレッシャーを振り切って「僕らにとっては勝利のようなものだ」と笑顔を見せた。(米家峰起通信員)