東京五輪金メダリスト候補が、ユーチューバーになった。

空手の女子組手で東京五輪61キロ超級代表の植草歩(28=JAL)が7日、ユーチューブに「植草歩のうえちゃんねる」を開設した。

自身の東京五輪での試合までちょうど1年となったこの日、道着姿で初投稿。「空手はまだまだマイナー競技だし、私自身をまだ多くの人に知ってもらえていないと思った。ユーチューブを通じて多くの人に空手の魅力や、私の魅力を知ってもらえたら」と語りかけた。

動画の中で、アスリートは試合ができるからこそ感動や希望を与えられていたと話した植草。コロナ禍によって「いまはそれができないからこそ、SNSで多くの人を笑顔にできるような選手になりたい。希望や勇気を与えられるようなユーチューブにしていきたい」と所信表明した。

デビュー投稿には「【3分で決意表明】植草歩、YouTube始めます!」とタイトルが付けられていたが、実際の再生時間は3分49秒。コメント欄には、昨年の全日本選手権優勝者で帝京大空手部の後輩にあたると思しき人物から、「3分て書いてあったのでカップ麺作ってたら3分50秒で麺がのびました」とツッコミが入った。