NGT48のメンバーが25日、10月3、4日に開幕の横浜戦(アオーレ長岡)を控えたB1新潟を激励に訪れた。富永夢有(18)、小見山沙空(16)、古舘葵(16)の3人。アオーレ長岡で行われた練習を見学した後、NGT48全メンバー30人のサイン入りバスケットボールを手渡し、開幕カードの勝利を期待した。10月4日の横浜2戦目には、ゲスト出演も決まっている。

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NGT48がB1新潟を後押しする。富永、小見山、古舘は練習後、新潟の池田雄一主将(37)にサイン入りボールを手渡した。「同じ新潟で頑張るみなさんを応援します」。サインとともに込めたメンバー30人の励ましを届けた。池田主将は「応援されているのはうれしいです。お互いのやるべきことをやって盛り上げていきたいです」と感謝を述べた。

3人とも練習見学は初めて。バスケアニメ「スラムダンク」を見て勉強しているという富永は「覚えた用語のプレーが見られて、これがこういうプレーなんだ、と思いました」と話した。昨年12月のリーグ戦2試合に富永とともにゲスト出演した小見山は「試合と同じように練習もみなさん頑張っているんだなと思って、引き込まれました」、初めてバスケに触れた古舘は「早く試合が見たくなりました」と笑顔を見せた。

B1新潟とNGT48は7月に地域貢献活動のパートナーシップを締結。8月にはSG柏倉哲平(25)、SF林翔太郎(25)とともに富永、本間日陽(20)、小熊倫実(17)が長岡市内の保育園と小学校を訪問。バスケとダンスの合同クリニックを行った。今後は横浜2戦目の4日をはじめ、ホーム戦にゲスト出演する予定でいる。

新潟はプレシーズンゲーム7試合で1勝6敗。横浜戦に向けて課題の克服に取り組んでいる。昨年、ゲスト出演した横浜戦、富山戦はいずれも敗戦。林は「応援していただけるのはありがたいです。開幕戦は勝ちたい」。富永も「今度は勝利の女神になりたい」と開幕カード連勝を期待した。【斎藤慎一郎】