元バレーボール女子日本代表の大山加奈さん(36)が28日、自身のブログで双子を妊娠したことを報告した。「みなさまにこんなご報告をできる日が来ることをずっとずっと夢見ていました…。5回目の結婚記念日を迎えた本日…ふたつの新しい命を授かりましたことをみなさまにご報告させていただきます」と喜びを語った。

大山さんは成徳学園高(現下北沢成徳高)時代、同級生で現女子代表主将の荒木絵里香(36=トヨタ車体)らとインターハイ・国体・春高バレーの高校3冠を達成。2004年アテネオリンピック(五輪)代表に選出されるなど、力強いスパイクを武器に日本を代表するプレーヤーとして活躍した。10年に現役引退後、後進育成など競技の普及活動に携わってきた。15年9月には一般男性との結婚を発表した。

長い間不妊治療をしてきたという大山さんは「子供を望むすべての方のもとに天使が舞い降りますように。。。そして不妊治療の経済的な負担が減り、金銭面で子供を諦めるようなことがなくなることを心から願います。また不妊治療への理解が進み、治療を頑張っていらっしゃる女性が仕事と治療の両立が叶う優しい社会になりますように」となどと話した。

ブログでは今後妊娠、出産、子育てなどの投稿や、自身の不妊治療の経験から感じたことを積極的に発信していくつもりだ。大山さんは「長くなってしまいましたがコロナ禍の妊娠出産であり高齢出産、双子のリスクなど不安も多々ありますがお腹の中のふたりの天使を無事に出産できるよう日々穏やかに過ごしていきたいと思います。温かく見守っていただけたら幸いです。大山加奈」と締めくくった。