女子200メートルバタフライは、長谷川涼香(日大3年)が2分7秒82で初優勝した。

淑徳巣鴨高、日大を通じて池江璃花子の1年先輩の長谷川は、前回は応援席からの池江の声援を力に優勝を目指したが、2分8秒36で2位。19年世界選手権代表の牧野紘子(当時、早大2年)に0秒36に及ばなかった。

今回は牧野がいないレースで、予選を2分9秒17の全体1位で決勝に進むと、力の差を見せた。しかし、前半のハイペースがたたって後半は失速。「思うタイムにはぜんぜん届かなかった。牧野選手、持田選手も出ていないので、優勝しなければと思っていた」とライバル不在のレースで、不完全燃焼といった様子だった。