フィギュアスケート女子で18年平昌五輪4位の宮原知子(22=関大)が日本時間15日、自身が出場予定だったグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ中止についての思いを明かした。

オフィシャルブログを更新し「また小さな空白が生まれてしまったような気持ちになってしまいました。でも! わたしには全日本に向け、練習すべきこと、取り組むべきことは沢山あります。まずは気持ちを落ち着かせて、気持ち新たに来る試合を楽しみに、頑張っていきたいと思います」とつづった。

カナダの首都オタワで今月30~31日に行われる予定だったスケートカナダは、新型コロナウイルスの影響で急きょ中止となった。14日に発表したカナダ連盟は「難しい判断だった。開催に向け、数カ月にわたって尽力してくれた国際スケート連盟(ISU)やオンタリオ州の連盟、すべての関係者に感謝するとともに、今季のスケートカナダが実施不可能となったことを残念に思います」とコメントしていた。

オンタリオ州では今月10日からトロント、ピール、オタワの3都市でレストランや映画館、会議場などを28日間、閉鎖。屋内スポーツゲームも禁止となっていた。

カナダを拠点としている宮原はブログで散歩中に見つけたという石の写真を添えて「こんな状況でも、なんだかほっこり、頑張れそう! と前向きな気持ちになることができました。何げない発見ですが、ちょっとかわいくてお見せしたくなりました。引き続き、やれることを遂行して頑張っていきます」と思いを記した。