今季からカップルを組む村元哉中(かな=27)高橋大輔(34=ともに関大KFSC)組が64・15点を記録した。

競技会デビューでRD「マスク」を披露。今季の課題というフィンステップなどの要素をこなし、収容人数の50%が上限ながら詰めかけたファンの拍手に包まれた。演技後は笑顔を見せた。試合後の一問一答は以下の通り。

高橋 デビュー戦ということで、朝の練習では緊張したんですけど、本番ではすごく落ち着いてできました。「落ち着いて」「楽しもう」と村元さんから声をかけてもらって(笑い)。大きなミスはなく。いろいろ取りこぼしはあったんですけど、初めてと考えれば上出来だったんじゃないかな、と「思いたい」です。

村元 大きなミスがなくて良かった。レベルの取りこぼしがあったので、でも改善していくと結構いい点になりそう。デビュー戦にしては満足いく演技で最初から最後まで滑れました。

-64点台については

村元 まだ、これまで試合を1回もしていない状態だったので。結構、自信につながりました。いい点は出たんじゃないかなと思います。

-シングルから転向して難しかった部分は

高橋 カテゴリーが違うだけで、ここまで違うのかと思うくらい。1人で挑む方がいい時もあるのかもしれませんが、メンタルうまくいってない時に(村元)哉中ちゃんが助けてくれたりして。それがアイスダンスの良さなのかなと思います。

村元 RDを作り終わったのが最近で、2カ月くらいしか滑れていない。その中でよくやれたかなと思います。

高橋 リフト、僕が足を持ち損ねちゃったので「ごめん」と。それ以外は良かったと思います。

-フリーダンスへ

高橋 明日も考えすぎに、今までの成果を発揮したいなと思います。リズムダンスとガラリと変わった。バレエのプログラムを気持ち良く滑れたらいいなと思います。