バスケットボールBリーグは11月30日、都内で19-20年シーズンのクラブ決算を発表した。

B1とB2の全36クラブのうち過去最多となる22クラブが赤字で、そのうち11クラブが債務超過だった。B1では 宇都宮ブレックス、千葉ジェッツ、川崎ブレイブサンダース、大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングスなど9クラブが赤字を計上し、宇都宮、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBBの3クラブは債務超過。リーグ全体の営業収入は約224億円で、前年度の221億円をわずかに上回った。コロナ禍で、シーズンの3分の1を残して打ち切りとなったことでチケット収入に大きな影響が出た一方、スポンサー収入は堅調だったという。リーグは感染拡大前の2月に試算した営業収入見込み額が252億だったと明かし、コロナ禍による損失額を28億円と推算した。