全日本柔道連盟(全柔連)は3日、オンラインで理事会を開き、来年以降の全日本選抜体重別選手権と講道館杯での青道着導入を決めた。

全柔連主催の両大会は、これまで白道着のみで争ってきた。10月の講道館杯男子60キロ決勝で判定を巡る混乱が生じたことを受け、審判が寝技の攻防などをしっかり確認できるようにカラー道着を取り入れることになった。全柔連の中里壮也専務理事は「白道着だけでやるよりも、はるかに判定しやすい。シニアの国際大会に直結する2大会のみ認めた」と説明。ジュニアは適用外とした。

また、来年の主要国内大会の日程も報告された。全日本選抜体重別選手権は4月3、4日に福岡国際センターで開催。全日本女子選手権は4月18日に横浜武道館、全日本選手権は4月29日に千葉ポートアリーナで実施する。