今季のVリーグ13連勝中と首位を走る東レは自慢の攻撃陣が振るわずJTにストレート負けを喫し、準優勝だった。

リーグ総得点1位(275点)のクラン・ヤナ、日本代表候補に名を連ねる石川真佑と黒後愛が、昨季リーグ王者の粘り強い守備で封じられた。「自分たちのリズムが1回もないまま負けました」と主将の黒後。完敗を認めつつ「決勝の独特な雰囲気、勝ちたいというみんなの強い思いが重なり、チームの持ち味の一体感がなかった」と肩を落とした。優勝が懸かるような大事な一戦でどれだけ自分たちのバレーが貫けるかを課題に挙げ、来月に再開するリーグ戦に向け奮起を誓った。