全日本柔道連盟は23日、東京五輪男子100キロ級代表のウルフ・アロン(24=了徳寺大職)が、体重無差別で争う全日本選手権(26日、講道館)を欠場すると発表した。

理由は右膝関節炎により、現在リハビリ中で1カ月の加療を要するため。欠場に伴う選手変更はない。

前大会覇者で第1シードのウルフは、初戦の2回戦で東京五輪81キロ級補欠の藤原崇太郎(日体大)と田中大貴(日本製鉄)の勝者と対戦する組み合わせだった。

全日本選手権は毎年4月29日の開催が恒例だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。無観客で8カ月遅れの実施となる。