女子シングルスで連覇を狙う奥原希望(25=太陽ホールディングス)が、2回戦で内田美羽(青森山田高)を2-0で退けて準々決勝に進んだ。

長身の選手が相手で「上からのショットが鋭く、そのタイミングに慣れるのに少し時間がかかった」というが、落ち着いて対応。第2ゲーム中盤から11連続ポイントを挙げて一気に突き放した。

1年前の今大会では、勝ち上がり段階で対戦相手のスピードやリズムと合わないことに、「焦りや、モヤモヤした部分があった」と振り返る。しかし今年は「冷静に修正できる余裕がある。理解力が高まった」。10月にはデンマーク・オープンを優勝。言葉とプレーに自信がみなぎっている。