全日本ジュニア王者の本田ルーカス剛史(18=木下グループ)は、3回転半ジャンプの失敗を悔やんだ。冒頭の大技で、回転が足りずに転倒。その後のジャンプも不安定で、得点は67・52点で14位だった。「全体的に調整不足で、それが出てしまった。とても悔しい演技だった」と話した。

11月の全日本ジュニア選手権で初優勝。グランプリシリーズNHK杯でも3位に入った。しかし抱えていた股関節の痛みがぶりかえして、十分に練習ができなかった。ジャンプの着氷、スピンやステップで足を上げる際に痛みがあるという。「NHK杯が終わって、股関節の痛みがあり、練習を休んだ。復帰後も痛みが出た。たくさんジャンプの練習ができない中で、貯金もなくなった。いいわけになりますが、そういう状況ではあった」と口にした。