27日まで行われたフィギュアスケート全日本選手権の上位選手らが共演するエキシビション「メダリスト・オン・アイス」が28日、長野市ビッグハットで行われた。
競技会で4回転サルコーを初成功させ、女子で2連覇を飾った紀平梨花(18=トヨタ自動車)は「2002 Anne-Marie」を演じた。ボーカルの入った曲に乗って、3回転サルコーなどを着氷。アンコールでは片手側転も披露し、観客の拍手に包まれた。
新型コロナウイルスの影響で今季初戦が今大会までずれ込んだが、21年3月の世界選手権(ストックホルム)代表をつかみ取った。
「4回転サルコーを決めることができて、すごく自信になりました。コロナ禍の中で開催されることに感謝して、世界選手権があればですけれど、感謝の気持ちを表す演技にしたいと思います」
紀平の挑戦は続く。