緊急事態宣言が発出された大阪で開催中の全日本卓球選手権(丸善インテックアリーナ大阪)で14日、発熱者との濃厚接触の疑いがあるとして、岐阜・十六銀行の竹本朋世、山本怜、加藤杏華、加藤知秋の女子4選手の棄権が発表された。

大会関係者によると、同銀行スタッフが同日未明より38度、同日朝になっても37・8度の発熱があることが会場入場時に報告された。大会側は今大会の入場ルールを踏まえ、当該スタッフ及び、濃厚接触の疑いがある同銀行の選手、スタッフを退出させ、選手を棄権とすることを決めた。当該スタッフらは新型コロナウイルス感染の有無の確認のためPCR検査を受ける。

なお同銀行の安藤みなみ、徳永美子は当該スタッフと別行動であったとして、シード選手として15日の女子シングルス4回戦から出場する。