バスケットボールBリーグ2部(B2)の仙台89ERSは6日、桶谷大監督(43)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。これによって7日の茨城ロボッツ戦(かみす防災アリーナ)にベンチ入りできず、「B級ライセンス保有コーチ1名以上」の試合成立要件を満たせなくなったことから、同試合の中止が決まった。

桶谷監督は6日午前、37度4分の発熱があり、せきの症状も確認された。厚生労働省が公表する新型コロナウイルス感染症の疑い例(37度5分以上の発熱)には該当しなかったものの、大事を取って欠場することに。その結果、ライセンス保有コーチに関する試合成立条件を満たせず、この日の試合は開始予定約1時間前に急きょ中止が発表されていた。

その後、桶谷監督や選手、チームスタッフが茨城県内の病院でPCR検査を受検。同監督以外は全員陰性と判定された。桶谷監督は軽度の症状があり、ホテルで療養中。