ウィザーズの八村塁が、「バースデー・ダブルダブル」を飾った。23歳の誕生日にブルズ戦に先発出場。19得点、10リバウンドの活躍を見せた。チームも105-101で接戦をものにし、最高にハッピーな1日となった。

八村は「どうしても勝ちたかった1戦だった。ディフェンスからもオフェンスからもアグレッシブにいけた」と喜んだ。試合後のロッカールームでは、チームメートからは「日本語」で「誕生日おめでとう」と、歌による祝福をされたという。

2部門で2桁の数字をマークする「ダブルダブル」は今季初で、通算4度目。36分19秒のコートに立ち、攻守に積極的な姿勢が光った。オフェンスファウルを誘う場面もあった。前日のホーネッツ戦は今季最少の5得点だったが、その鬱憤(うっぷん)を晴らすように活躍。勝利の立役者となり、テレビ中継のインタビューも受けた。

チームは連敗を2で止め、6勝15敗となった。八村は「このままの勢いでやっていきたい」。次戦は10日(日本時間11日)のラプターズ戦で、渡辺雄太(26)との日本人対決になる。「負けられない1戦になる。しっかり集中してやっていきたい」と話した。

◆ダブルダブル 主な個人記録である得点、アシスト、スチール、リバウンド、ブロックショットの5項目中、2項目で2ケタを記録すること。