前回の優勝の松村千秋(中部電力)と谷田康真(コンサドーレ)のペアは、最後までもつれる展開を制し、辛くもベスト4入り。中嶋星奈(中部電力)と宿谷涼太郎(TM軽井沢)組を9-6で退けた。同点の最終エンド、最後のドローショットを決められれば万事休すという場面で、相手が痛恨のミスショット。松村は「完全な負け試合だった。いまはちょっとほっとしている」と振り返った。

連覇を果たせば、来年の北京五輪代表となる権利を手にする。谷田は「ここまできたら勝つことしか考えていない」と宣言した。準決勝では、唯一全勝の小穴桃里(富士急)青木豪(札幌国際大)組と激突する。 準々決勝のもう1つのカードは、吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)松村雄太(コンサドーレ)組とチーム柳沢が対戦。吉田夕と松村のペアはプレーオフで8強最後の1枠に滑り込み、準々決勝では強豪の藤沢・山口組を破った。チーム柳沢は中部ブロック代表。

28日に準決勝と決勝が行われる。