萩野公介(26=ブリヂストン)と瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、専門外の種目で同じレースを泳いだ。男子200メートル背泳ぎ4組で7レーンに萩野、4レーンに瀬戸が入った。萩野は1分55秒84で同2着、瀬戸は2分4秒66で同6着だった。

萩野は、第一人者の入江に食らいついて、レースを展開。ラスト25メートルでぐんぐんと差をつめて、わずか0秒19差の2着に入った。

萩野のタイムは五輪派遣標準記録1分57秒26を軽々とクリアして、19年世界選手権銅メダル相当となった。

2人にとって、代表選考を兼ねた日本選手権(4月、東京アクアティクスセンター)を前にした最後の調整試合。この日はともに、2レース目だった。

同大会はタイムレース決勝の形式。5日の最終日は萩野が100メートル背泳ぎと200メートル個人メドレー、瀬戸は200メートル平泳ぎにエントリーしている。