日本バレーボール協会は11日、理事会を開き、2021年度当初予算案を承認した。

新型コロナウイルスの影響や協賛金の減少で、経常収益は20年度当初比で約7億円減の15億7200万円余り、経常収支は20億4400万円余り(同約5億減)。4億7200万円の赤字となり、赤字幅が拡大した。延期となった東京五輪に向けて、インドアとビーチの強化費で6億円程度を充てた。

インドア男女代表は5月1、2日、有明アリーナで中国と東京五輪のテストイベントを兼ねた国際親善試合を行う予定。スポーツ選手に対する帰国時における隔離期間の特例的免除(アスリートトラック)を要望するなどして、同協会は開催に向けて準備している。