12Rで優勝戦が行われ、寺田祥(42=山口)が執念の逃げ切りを決めた。今年は2度目、通算56度目の優勝となった。

スタート展示から2枠長岡良也からダッシュに引いて、枠なりの1対5と珍しい隊形。本番も同じく1対5となり、イン寺田はややスリットで後手に回った。しかし、1Mまでに伸び返し、外の攻めを止めて先マイ。3コース中野次郎のまくりは流れ、差した4コース丸野一樹がバックで伸びたが、寺田は2M手前で締め込み、振り切った。

2、3着争いはもつれたが、2Mで差しに切り替えた丸野が2着キープ。3着争いは、追い上げた豊田健士郎が、3周1Mで長岡に競り勝った。

寺田は3月クラシック、4月宮島G1でともに予選トップ通過しながら、準優のイン戦で敗退。1コースで勝てない流れが続いたが、今節の津は、予選トップ通過から準優、優勝戦をともに逃げて、悪い流れを変えた。

 

払戻金は2連単(1)-(4)530円、3連単は(1)(4)(6)3340円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)